未来のための
生殖細胞の凍結保存。
私たちが責任を持って
お預かり致します
ごあいさつMESSAGE
がん治療が進歩し、がんを克服して元気に活躍される患者さんが多くなりました。がん治療によって、卵巣や精子の働きが低下することがあります。そのため、最近ではがん治療を始める前に、「卵巣や精子の働き」を保つ治療が注目されています。
2017 年には日本癌治療学会から「妊孕性(にんようせい)温存に関するガイドライン」が刊行されました。若い患者さんが、治療後にQOLの低下に悩むことなく将来お子さんを希望される時のために「妊娠するための力を保つこと(妊孕性温存)」が重要な問題として注目されています。一方、妊孕性温存に関する取り組みは始まったばかりであり、精子の凍結・保存に関しては一部の医療機関でおこなわれている状況です。このような中、精子や凍結卵子、凍結胚(受精卵)を安定的に長期間継続して保存・管理する事を目的に、一般社団法人リプロセーフティーネットワーク(以下RSN)を設立致しました。
RSNは以下のサービスを提供します。
- 精子の凍結・保存 がんや白血病などの治療が予定される男性患者さんの妊孕性温存のための精子の凍結と保存・管理を長期的に行います。
- 卵子の凍結保存 不妊クリニックで保存している卵子や受精卵が、急に保存困難となる事情が発生した場合に、当該不妊クリニックに替わってRSNが卵子の管理保存業務を引き継ぎます。
私たちのしごとSERVICE
- 精子保存ご来院・バイク便利用 がんや白血病などの治療が予定される男性患者さんの精子を凍結し、保存・管理をいたします。千葉市の高橋ウイメンズクリニックと提携し行います。
- 卵子・胚保存 不妊治療施設様が不測の事態で診療が行えなくなる場合に備えて、不妊治療施設様と連携し、RSNが凍結した卵子や胚(受精卵)を保存、管理、使用時手配等を行うことができるような体制を順次整えております。
特長FEATURE
私たちが責任を持ってお預かり致します 私たちは、妊孕性温存のための生殖細胞の凍結保存・管理を行なっています。各施設のみなさまとのネットワークを構築し、治療されている患者のみなさまの卵子・精子や胚(受精卵)を継続して保管できるように致しました。
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安定した保管管理を続けるために、複数の管理責任者を明確に開示し、責任体制の継続性を高めています。
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保存管理業務を安定して継続的におこなうために、個人ではなく(一般)社団法人による運営を行います。(高橋ウイメンズクリニックとは別組織です)
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お預かりした精子・胚は、ご本人の指定する医療機関に移送致します。(精子・胚を使用する医療機関を制限しません)
私たちは、医療に携わるものとしての責任感を持って、皆様の大切な胚や精子をお預かり致します。
医師紹介DOCTORS
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理事長 高橋敬一 高橋ウイメンズクリニック院長
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副理事長 市川智彦 千葉大学大学院医学研究院 教授
泌尿器科学 -
副理事長 生水真紀夫 千葉大学 名誉教授
千葉大学真菌医学研究センター
進化生殖学 特任教授
よくあるご質問FAQ
- 精子凍結はいつ行った方が良いですか?
- 凍結精子はいつまで保存できますか?
- 年齢制限はありますか?
- 具体的に費用はいくらかかりますか?
- 子どもを希望し、凍結精子を使用(不妊治療)する場合はどうしたらいいですか?