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お知らせNEWS

化学療法および/または放射線療法を受けた後の、自然妊娠について(ガイドライン)

化学療法や放射線療法を受けている患者様が心配している事に、遺伝子異常の子供が生まれるのではないか、との不安があると思います。その危険性を避けるために、米国生殖医学会(ASRM)の2020年のガイドラインでは、治療終了後12ヶ月間は自然妊娠を避けることを推奨しています。化学療法および放射線療法をうけて1年経過した男性の精子で妊娠して生まれた子供の健康と遺伝子には問題なかった、との結果が得られているのです。

しかし、可能ならば、化学療法や放射線療法を受ける前の精子を凍結保存しておき、その精子を用いて受精させることが、より安心だと考えられます。